つりなびレシピ
  第6回 ホウボウ  掲載:2004年4月21日
外房の漁師は「刺すはゴンズイ、鳴くはホウボウ」と言ったが、イシモチと同様、釣り上げられたら羽根のような胸ビレを広げて、船上をはいずりまわりながら、グウグウと鳴く。ふと哀れを催すが、なかなかの高級魚である。ホウボウ釣りという専門のものは珍しいが、マダイ釣りなどの外道でよくかかる。上げてくる途中でフワーッと軽くなるのが特徴。胸ビレを広げて飛ぶように上がってくるから糸がふけて軽くなってしまうのだ。刺し身、塩焼きいずれでもよく、白身で上品な味である。特に冬場の水炊きにはもってこいの食材だ。
写真・文 盛川徹
協力 東京・青物横丁「割烹さしろ」
取材協力 大原「力漁丸」


姿造り 薄造り
なめろう マリネ
黄金焼き ムニエル
潮汁 下ごしらえ

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