第9回 クロダイ  掲載:2004年5月14日
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あらい
クロダイと言えば”あらい”だ。薄いそぎ身にして氷水のなかで揺するようにして約5分ほど置く。そうすることにより身が一層締まる。酢味噌で食べると美味しいし、梅酢や辛子味噌でもいかす。

とにかく身が活きていないと駄目だ。クロダイに限らず”あらい”にするには死後硬直した魚は使えない。魚を締めてから氷水につけて帰るのだけは避けよう。氷は極力少なくし、新聞紙に包んでクーラーに。魚の大きさにもよるが約半日は死後硬直しない。いわゆる身が活きている状態。この状態であれば美味しい”あらい”が味わえる。薄いそぎ身にした身を氷水につけると、まるでチリッチリッというように身がはぜるようだ。真夏が旬のクロダイ。爽やかな夏の味がする。


1.さくを薄いそぎ身にする。包丁が透ける程度。
2.氷水につける前にそぎ身。この程度で二人前。
 
3.約5分氷水につける。さらすだけだと締りがない。
4.氷を下に置くと爽やかだが溶けないうちに。

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