第8回 アカイカ  掲載:2004年5月2日
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下ごしらえ
イカの下ごしらえはすごく簡単。包丁はあまり使わなくて良い。アカイカは火を入れるよりも生で食べた方が美味しいので、きちんと下ごしらえをしよう。

パラソル級のアカイカの身はとても厚く、一杯でもたっぷりお刺身が取れる。吸盤が手やまな板に吸い付くのが新鮮な証拠。たっぷり肉厚のアカイカの身はコリコリとした食感があり、またほんのり甘く大変美味。さすがケンサキイカと言ったところか。ただ、生食する場合はアニサキスという寄生虫がいることがあるので要注意。皮をはいだ後、包丁で丁寧にこそぐようにする。こうするとアニサキスを取り去ることができる。アニサキスを食べてしまうと胃カメラを使用して取り除くしかなく、薬などで治ることはほとんどない。見かけることは少ないが、もし間違えて食べてしまうと七転八倒する苦しみを味わうことになるためことのほか注意するようにしたい。


1.腹側の先端から包丁を真っ直ぐ入れる。
2.切り口を両手で広く。
 
3.頭の部分とともに内臓を取り出す。
4.先端の耳の部分を持ち皮をはぐ。
 
5.背側を表にして先端約3cmに切り目を入れる。
6.切り目は皮一枚残し裏側の皮をひく。
 
7.背側を表にして下部約1cmに切り目を入れる。
8.切り目は皮一枚残し下側から裏側の皮をひく。
 
9.腹側の身を包丁を使い丁寧にこそぐ。
10.皮から耳を切り取る。
 
11.耳は角に沿って三角形に切り取る。
12.耳の表と裏の皮をはいで下ごしらえ完了。

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