第13回 シロギス  掲載:2004年7月29日
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糸造り
きすの背のうすき網目に涼おぼゆ、大野林火の名句である。むろん季語は夏だ。この糸造りはサヨリと双璧で見た目もすがすがしいし、林火の句の”涼”があるのがいい。

シロギスの旬は夏。天婦羅や塩焼きなどが有名だが忘れてはならないのがこの糸造り。この料理、とにかく鮮度が命。釣りたてでなければ味わえないのだ。大型のシロギスは料理がしやすいが、小ぶりのシロギスでも十分に美味しく頂ける。わさび醤油でもいいし、おろししょうがで味わうと爽やかで涼しい一品になる。酒肴にはぴったりのこの料理。ことに暑い夏、よく冷やした大吟醸を飲りながら味わえばさらに酒量もはずむというもの。


1.三枚におろし皮をひく。
2.腹骨をサッと削ぎ切る。
 
3.小型は縦に細く切る。大型は斜めに。
4.段々状に重ねて盛るとおいしく見える。

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