古いものの内にこそ
核新が密んで居る
ものなのだ。
大きい魚を釣りたい。
細い糸、弱い竿を使い技術で釣るのもいいけど
大きな魚にはそれなりに丈夫な道具もいいんじゃない。
本日は親方から新年のご挨拶です。
古来より日本の社会では形式(礼儀)や美を追求しきた。
死に行く時にさえそうだ。
たとえば「死に花を咲かす」とか「冥土のみやげ」とか、腹を切る時でさえ作法があり見苦しくないように介錯がある。
そこからすれば魚釣りの中に美術を折り込む事にも必然があると思う。
単に魚の命をとるだけでなくその中に美学を育ててゆく、そんな釣り文化の中に生きる事が倖せな一年でありたいと願っています。
天気良し、風良し、潮良し。
すばらしい釣り日和。
竹岡から中央ブイの辺りに来ると東京湾には富士山がくっきりと三浦の山々の上にどっかり座って鯛釣りを見下ろしている。
昔乍らの手バネの釣りは素晴らしい、観音崎、こんな所で鯛が釣れますよ。
“人間て変だね。魚やその習性は変らないのに毎年違う道具、違う釣り方が出てくる”
真意のほどは半田丸まで!